2008/06/12 (Thu)
ボンは明らかに外飼いだったというのが随所に見られる。
ってことはですよ、奥さん。(←誰のこと?(笑))
ちょっと心配じゃありませんこと?
ハイ、大当たり〜!
ボンちゃん・・・
フィラリア陽性です!

でも、ミクロフィラリアがいるだけなら、フィラリア予防薬を1〜2年通年投与すれば
陰性になるから全然大したことないや〜。
と思っていたら、先生が一言。
成虫がいますよ。 恐らく十数匹以上。
マジすか???
フィラリアは、運び屋である蚊が発生した1ヶ月後から、その蚊がいなくなってから
1〜2ヶ月後までの期間、ワンコの体重に見合う量のフィラリア予防薬をキチンと
投与していれば確実に予防できる病気。
“ 予防 ” が何より大切なんですよ、奥さん!(←だから誰?(笑))
ボンの 元
まったく!!(怒)
でも、先生から救いの言葉が・・・
成虫は心臓には寄生していない
なぜそう言えるかというと、ボンはとてもキレイな心音をしているから。
成虫が心臓に寄生していると雑音があり、ボンのようなキレイな心音には
ならないのだとか。
うひょ〜、不幸中の幸い。 ( なのか!? )
ラッキーなことに、ボンには咳などフィラリア特有の症状も出ていない。
でも、残念だけど成虫が肺動脈にいることは事実。 油断は出来ない。
ってことで、早速フィラリア治療を開始することになった。
本当はもっと早くに始めたかったけど、ボンは検便でコクシジウムが検出されたので、
その駆虫を済ませてからの治療開始となった。

フィラリアの治療法は大きく分けて3つある。
(1) 手術
(2) 砒素注射
(3) 温存療法
それぞれの治療法にメリット・デメリットがあり、ワンコの年齢・体力、
フィラリアの症状などによってどの治療法にするかを決める。
先生と相談した結果、ボンは(3)の温存療法で治療していくことになった。
温存療法はその名の通り、成虫は殺さずに温存したまま、これ以上成虫が
増えないよう予防しながら成虫の寿命(5〜6年)が尽きるのを待つ治療法。
(1)と(2)の治療法に比べて安全性は高いものの、成虫が体内に残っているので
激しい運動は控えなければならない。
運動すると血流が良くなり、血管内にいるフィラリアが詰まる危険があるから。
先生の話によると、ボンの場合は1年半〜2年間は思いっきり走るのはダメ。
「 なんだ、それだけ? 」
正直なところ、保護ハハはそう思った。
だって、成虫が死滅するまで(5〜6年)はダメなのかと思ってたから。
1年半〜2年なんてあっという間だし、走れなくたっていいよ。
生きてるんだから!
実は、ボンはセンターで検疫にかけた直後、体調を崩した。
でも、頑張って見事に回復し、無事に生きてセンターを出てきてくれた。
それだけボンは生きたかったということ。
だから1年半〜2年間、走れないことなんてボンにとっては大きな問題じゃない。
フィラリアが完治すれば、いくらだって思いっきり走れるんだし。

フィラリア治療は月に一度、3日間かけて行う。
フィラリア陽性の子にフィラリア予防薬を投与するとショック症状が出る場合があるので、
フィラリア予防薬投与の前後にショック予防のためのステロイド(プレドニゾロン)を投与。
フィラリア予防薬は副作用の少ないモキシデック錠を使用する。
治療開始の今月は、低用量のモキシデックを投与して様子を見る。
1日目 ステロイド(錠剤)
2日目 ステロイド(注射) + モキシデック錠(通常量の半分)
3日目 ステロイド(錠剤)
今日で3日目の日程を終え、ショック症状もなく無事に1回目の治療が済んだ。
「 もしショック症状が起きたら・・・ 」 と不安もあったから、ホッと一安心。
今回何も問題が無かったので、来月からモキシデックを通常量に増やして投与する。
保護ハハ用のメモとして、来月以降の投薬予定を記載。
【 7月 】
1日目 ステロイド(錠剤)
2日目 ステロイド(錠剤) + モキシデック錠(通常量)
3日目 ステロイド(錠剤)
【 8月 】
ステロイド(注射) + モキシデック錠
【 9〜11月 】
モキシデック錠のみ
【 12月〜 】
1日目 ステロイド(錠剤)
2日目 ステロイド(注射) + ミルベマイシン
3日目 ステロイド(錠剤)
12月からフィラリア予防薬がミルベマイシンへと変更になる理由は、
体内にいる成虫が新たにミクロフィラリアを産み出すのを防ぐため。
ただ、ミルベマイシンは副作用が強くてリスクが高いので、
ミルベマイシンを投薬していくかどうかは要相談になるとのこと。
いずれにしても、
フィラリアを徹底的にやっつけるのだーーーーっ!!!

ボンの今の状態で去勢手術をしてしまうと、血管内にいるフィラリアが詰まり
血栓ができて死亡する可能性があるので、現時点での去勢手術は見合わせる。
但し、8月の投薬が終了した段階で血管内のフィラリア数が減っていれば、
様子を見て去勢手術をする予定。
ということで。
ボンの里親募集開始は早くても9月以降になる予定です。
まっ、それまでにボンはいろいろお勉強しなくちゃならないことが山ほどあるから。
何しろホラ、ボンは “ とっつぁん坊や ” で心はお子ちゃま。
お子ちゃま教育が必要なのよ。
じっくり気長に、一歩一歩確実に修行に励もう!
フィラリアと戦いつつ、新しい犬生を歩む修行に励むボンを温かく見守って下さ〜い。














