2007/09/23 (Sun)
昨日は千葉県動物愛護センターで開催された 「 なかよし動物フェスティバル2007 」 に
行って来た。

写真にはパラパラとしか人が映ってないけど(笑)、本当はもっとたくさんの来場者がいた。
個人的な感想を言わせてもらえば、予想以上に来場者が多くてビックリ!
それより何より驚いたのが、愛犬を連れてやった来た人がとても多かったこと。
いろいろな動物関係の催し物を開催しているから遊び感覚で来ているんだろうけど。
みんな普段センター内では何が行われているか知っているんだろうか?
正直なところ、行事が開催されていようと何であろうと、
私はそら、タラ、ランには絶対にセンターの門をくぐらせたくない!
センターから保護した子を預かっている時は、お世話になったセンター職員の方に
ピカピカワンコに変身した姿 ( 実物 ) を見てもらいたいという気持ちが強くある。
あるけど・・・・・やっぱり連れて行けない。
保護した子が辛い思いをしたセンター。
たとえ行く目的が違えど、二度とセンターの地を踏ませたくない!
そして、仲間たちの殺処分が行われている場所へそらとタラも絶対に連れて行きたくない!

せっかく行事を開催していて来場者が多いんだから、収容施設も開放して
みんなに見学してもらえばいいのに、なぜか収容施設には鍵がかかり閉められてた。
この 「 臭いものには蓋 」 的な発想はどうにかならないのかな?
現実は現実として知る必要、知らせる必要があるんだから、闇に光を当てるためにも
センターは開かれた施設であるべきだと私は考えているんだけど・・・・・
外ではいろいろな行事が開催されて、明るい太陽の下、人間も犬も笑顔なんだけど、
収容部屋にいる犬たちは明かりも点いていない暗い闇のような部屋に閉じ込められていた。
同じ敷地内でありながら、まさに 「 光と闇 」 で何とも皮肉な対比。
その闇をしっかりと見つめるべく、閉められている収容施設を開けてもらい、
満月さんやチロママさん達と共に見学してきた。
【 1日目の部屋 】

とっても性格の良さそうなラブMIX(?)がいた。 黄色の首輪をしている。
体もキレイだったから、それほど放浪してないんじゃないかな?
早く飼い主さんが迎えに来てくれるといいんだけど・・・・・

今にも仔犬が生まれそうな大きなお腹をした子が収容されていた。
妊娠したから捨てられてしまったんだろうか?
避妊手術さえすれば済むことなのに・・・・・
【 2日目の部屋 】
茶色い子が1頭だけいて確かに写真を撮ったはずなのに撮れていない。
ごめんよ〜!(滝汗)
でも、何で???
【 3日目の部屋 】


首輪をしている子がとても多い。
飼い主さん、早く迎えに来て下さい!
「 いつか戻って来る 」 と思っている間にあなたの愛犬は殺処分されてしまいますよ!
センターに収容されたら、命の期限はたった5日間しかないのだから。
【 4日目の部屋 】
収容犬はいませんでした。
【 最終日の部屋 】



収容数が多くてビックリ! 特に仔犬が多いことに驚いた。
センターの収容犬情報に載っていない子もいた。
千葉県内の殺処分施設のない保健所などに収容されていた犬猫たちは、
収容期限が過ぎると殺処分施設のあるこのセンターへと運ばれてくる。
だから、その子たちが加わっているのかも。
あとは、飼い主持ち込み。
基本的に飼い主持ち込みの場合は翌日殺処分なので、最終日の部屋に収容される。

老犬がいた。 首輪をしているので飼われていたのは間違いない。
今まで共に暮らし、楽しいことも、嬉しいことも、悲しいことも全て分かち合ってきたであろう
この子をなぜガス室で苦しませて死なせるのか?
せめて飼い主の腕の中で眠りにつく安楽死という方法を選ぶのが、この子に対する敬意だと
私は思うのだけど。
今回は最終日の部屋だけ動画を撮ってきた。
これが今の現実。
あなたが生きている今この瞬間と同じ時間を分かち合っている子たちの姿。
そして、この子たちは25日(火)午前8時半にはガス室でその命の灯火を消す。
この子たちがどんなに心から望もうとも、もう私達と同じ時間を分かち合うことは許されない。
天寿を全うすることなく、不本意のうちにその “ 生 ” を終える。
恐らくこの動画は、この子たちが “ 生きている ” 最後の姿になる。
この動画を見る見ないはあなたの判断にお任せします。
ただ、私が思うこと。
今の現実から目を逸らすということは、その現実に生きている自分自身をも否定している。
そう思います。
この子たちの叫びはあなたの心に届きましたか?

ランを引き出した時にも検疫部屋にいたコーギーMIX。
引き出し要請をしたボランティアは、結局この子の吠え声の大きさに引き出しを諦めたらしい。
この子はただ今、預かり先を募集中。
センターから引き出す子は数多くのリスクを抱えている可能性が高い。
そのリスクを背負う覚悟がないのであれば、安易に引き出し要請をすべきではない。
センターは殺処分を目的として作られた施設であるだけに、その施設から出て行くことが
全く考慮されておらず、ただでさえ異常に少ない検疫部屋。
そこが塞がってしまうということは、他に救える命があっても救えなくなってしまうのだから。
ボランティアは引き出し要請をかけた時点から、その子の命に責任を持つ。
これはボランティア側の最低限のモラル!
私はそう考えていたんだけど・・・・・違うのか???
吠え声が大きいからと見捨てられてしまったこのコーギーMIX。
昨日は全く吠えず、大人しい、大人しい。
その代わり、同じ検疫部屋にいたM.ダックスがギャンギャン吠えまくっていた。
何だか皮肉。

この仔犬はただいま検疫中。
元気が良すぎて検疫スペースから脱走し、通路にいる私たちに愛想をふりまきまくり。
とっても可愛いしアピール上手な子なので、センター譲渡会できっと里親さんが見つかる。
絶対に幸せになるんだよ!

この子たちはすでに検疫を終え、子犬舎にいる子たち。
次回のセンター譲渡会に参加するはず。
毛色も顔も全く違うけど、この子たちはキョウダイらしい。
たぶん生後2ヶ月位じゃないかと思うけど、2頭共と〜っても細くて小さい。
譲渡会で素晴らしいご縁があることを祈っているからね。

その子犬舎の目の前にある慰霊碑。
今まで無念のうちに亡くなっていった子たちのために手を合わせてきた。
収容施設を見学しようとセンターの受付で待っていた時、おばさんがやって来て
センター職員と何やら話をしていた。
猫の持ち込みだった。
どうも野良猫にご飯をあげていたらその野良猫が居ついて仔猫を産んでしまったらしい。
センター職員は最初仔猫だけの持ち込みと思って話を聞いていたけど、
実は親猫も一緒に持ち込みと知って驚いたら、
「 だって親猫がいたら、また赤ちゃんを産んじゃうじゃない 」
全く悪びれる様子もなく、ごくフツーに淡々と話すおばさん。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
コイツ、シバキ倒していいですか???
たぶん、その時一緒にその様子を見ていた皆がそう思ったんじゃないかな?
あれっ!? 私だけかな?(汗)
そのおばさんは最初は野良猫が可愛くてご飯をあげていたのだろう。
でも、その野良猫が仔猫を産んだら邪魔者扱いでゴミ同然に捨て、いえ殺す。
おばさんが野良猫にご飯をあげなければ、その野良猫は死んでいたかもしれない。
でも、そうであれば野良猫は仔猫を産まなかった。
おばさんは1匹を助けるつもりが、逆に親猫+仔猫というより多くの命を奪っている。
しかも、そのことに対する罪の意識が全くない。
たぶん何も気付いていないんだろうな。
自分が誰よりも一番残酷なことをしているということを。
罪の意識が無いだけに、このおばさんはきっとまた同じ事を繰り返す。
そして、また多くの猫の命が奪われる。
この悪循環が延々と続く。
暗澹たる気持ちのままセンターを後にした。













