2007/07/07 (Sat)
ケント(旧:セイ)の里親様より近況報告ではないのですが、
とても嬉しいメールを頂きましたのでご紹介させて頂きます。
ケントが来てから2ケ月が経ちますが、ケントが
来てからシーが変わってしまいました。
シーが我家へ来てからもう直ぐ1年になりますが、
シーはやっと、本当の意味で我家に自分の居場所を
見つけたのかもしれません。
引き篭もりはしなくなりました。
自分の好き勝手な所に転がってます。
おやつのねだり方も積極的になりました。
寝る時も、以前は私達の足元の隅で寝ていましたが、
今は布団の真ん中にひっくり返ったり、枕元で寝たり
しています。今日も私の枕元で寝ていましたので、
そっと起きてきました。
シーはきっと、今まで遠慮していたのではないかと思います。
肩身が狭いと思っていたのかもしれません。
人間の関係に当てはめるならば、ウエンやジョイは妻の子で、
シーやケントは養子ということになります。
妻や私は、子供達を決して差別をしたりしていませんし、
差別しようなどと考えたこともありません(序列はつけます)。
しかしながら、シーは自分の立場を自分なりに決めてしまって
いたのかもしれません。
シーは誰からも褒められるとても良い子です。
誰にでも尻尾を振って挨拶し、散歩に出ても自分から他の犬に
ちょっかいを出したり吠えたりはしません。
吠えられても吠え返すこともせず、ただ引くだけです。
そんな優しいシーだからこそ、必要以上に自分の立場を卑下して
しまっていたのかもしれません。
シーを譲渡に来ていただいた方の話を思い出しました。
「この子は感情を全然表に出さないんですよ。最近ようやく
少し尻尾を振るようになったんです」と言っていました。
そう言われれば、我家へ来た頃は殆ど尻尾を振ってなかったような
気がしますが、いつの頃からか、今のように誰にでも尻尾を振る
ようになりました。それが当たり前になっていたので、
譲渡に来ていただいた方の話を忘れていました。
また、シーを預かっていた方の手紙にはこう書いてありました。
「一人でボーっと窓から外を見ていることが多いです。
ご飯を食べていても、ねだりに来ません」
確かに、我家に来た時は手紙に書いてあるとおりでした。
勿論、我家に来てから、少しは積極的にはなりましたが、
今のシーの行動を見る限り、シーにしてみれば、
「もっとおやつが欲しい、パパやママの側で寝たい」と
思っていたに違いないと思うのです。
シーが何故自分の感情を殺すようになったのか、
シーの過去がどうであったのかは分かりません。
しかし、人間社会に当てはめて考えると、自分の感情を殺して
生きるということは想像を絶する苦痛です。
我家にいながら、シーがそんな苦痛に堪えていたのかと
考えると、とても辛く、申し訳なく思います。
シーと同じ立場のケントが我家へやってきました。
来たとたんに、キャンキャン、ワンワン、ドタバタ騒ぐ。
おやつはねだる、人(犬)のご飯は食べる、家の中で
オシッコ、ウンチはやり放題、妻には付きまとう、
などなど・・・。
そんなケントの姿を見て、シーは「自分も好きにしていいのかな?」
と思ったに違いないのです。
ケントは今日もママのかけ布団にオシッコして、妻にペシペシ
されてました。本当に懲りないやつです。
しかし、「やったのは僕です!」と、バレバレな態度を取る姿は、
とても素直で良い子です。
海よりも浅く、山よりも低く反省して、これからも遠慮なく、
ジャンジャンやれば宜しい。
ケントの命を助けてくれた方々には、とても感謝をしております。
ケントを我家へと導いてくれましたこと、心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。
里親様宅には我が家から卒業したケント(旧:セイ)も含め4頭のワンコがいます。
そのご紹介記事は、コチラ。
長女ウェンディーちゃん(シーズー)、次女ジョイちゃん(ゴールデン)という
先住ワンちゃんがいる里親様宅に、昨年7月に家族に加わったシーくん。
右目にウジ虫が湧いた状態で保護されるという想像を絶する状況。
また、里親様に伺った話によると、シーくんは何回も預かり先が変わっているそうです。
それら数々の経験を経たせいか、シーくんはシーくんなりに生きていく術を
身に付けてしまったのかもしれません。
里親様曰く、「 感情を殺して生きる 」 という術を。

里親様ご家族の深い愛情をもってしても、なかなかその術を解くことができなかった。
いえ、すでに術は解けていたのでしょうが、シーくんには自我をさらけ出す
キッカケが掴めなかった。
そのキッカケとなったのが、やりたい放題で何も考えないケント(旧:セイ)。(汗)
相変わらず “ 困ったちゃん ” 大全開なオレ様ケントですが、
そんなケントでも、いえそんなケントだからこそ役に立ったんですね。
それぞれの子が、それぞれお互いに影響し合う。
その変化により、家族の絆がより一層深まっていく。
シーくん、やっと本来の自分が出せるようになって本当に良かった・・・
里親様ご家族の強い絆に乾杯!














